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  評価
★★★★★ ボクの中では最高傑作!是非皆さんに観ていただきたい超オススメ映画です
★★★★ 十分に面白い!観る価値あり!観なきゃ損!のオススメ映画です
★★★☆☆ まあまあ面白い。盛り上がるところもあり、観ても損はしない
★★☆☆☆ ちょっと期待はずれ。でもとりあえずポイントは押さえてある
☆☆☆☆ ハッキリ言ってつまらなかった。内容よりも時間や観た後のことが気になってしまった
☆☆☆☆☆ 寝た。あるいは途中で観るのをやめた
 
es[エス]
作品鑑賞時期 2005年2月
評価 ★★★★★  
作品について これは怖かった。人間の極限の心理は本当に恐ろしいもんです。
これ、アメリカ映画かと思っていたら、ドイツ映画だったんですね。
実際のこの事件はアメリカだったみたいですけど。
どうりで主人公ファハトの乗っているタクシーがベンツだった訳だ。
やっぱりドイツでは日本のコンフォートみたいに
ベンツのタクシーが当たり前のように走っているんですかね?

単なる心理実験のはずが殺人にまで発展してしまう。
初めはみんな和気あいあいとしていて、
「さっさと終わらせて金もらって帰ろうぜ!」と思っている。

囚人役と看守役に別れ、
特に看守役はその責任感から囚人役を支配下に置こうとする。
一方、囚人役のファハトは元記者であることを活かし、
実験の模様を売りつけてさらに一儲けを試みる。
当然面白くしようと、看守に逆らって揉め事を起こしてゆく。

冷静に考えれば、安全に問題を解決する他の方法もたくさん思いつくのに、
どんどんストレートに自分をさらけ出し、しかもエスカレートしていく…。
この心理状態、誰にでも持っている事だと思うので、
そこをさらに誇張させたこの作品の表現力はかなりの恐怖を感じました。

この作品のちょっと変わっているところが、
主人公ファハトよりも、看守の皆さんの心理の変化を追っていく方が、
より深みがあって面白いですね。

最初に限界に達した囚人が、
手先をずっといじくっている行動と、
看守の1人がビール瓶のラベルをひたすら剥がしている行動は、
同じ危険行動パターンとしか思えませんでした。
ラベルを剥がしているシーンはそれだけで、
その後は何も発展しなかったんですけど、
この1カットだけで「看守もかなりヤバイ!」と感じ取ってしまいました。

1番タフに思えた軍人も
ずーっと冷静さを保っているかのように見えたのに、
最後は感情が爆発して危うく絞め殺すところでした。
「やっぱりこの人もヤバかった」
結局はみんなが極限のヤバさの中で過ごしていたんですね。

ボクはこの実験に参加するのは遠慮しておきます。
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